食器洗い乾燥機用の洗剤の香りが残る 我が家では食洗機を使用しています。容量はそこまで大きなものではないですが、 子供が小さい今ものすごく役立っています。 食器だけでなく、オーブンのラックやガスコンロの五徳なども洗えてしまう優れもの。 ただ、食洗機用の洗剤を使うと香りがつよく残り、ものによっては味も残ってしまうことがあり 特に有名どころの洗剤がひどかったのでスーパーのホームブランドのものを使用していました。 食器の素材の違いで香りが残ってしまうのかなとおもうけれど、それでもいやですよね。 なので天然素材で作り上げて、なおかつ洗浄力も保たれるものを作れないかなと常日頃おもっていました。 なんどか手作りに挑戦するも、白くシミが残ったり洗いあがりが満足できず、 再びホームブランドのものに戻るを繰り返してました。 BORAX(ホウ砂)との出会い✨ 多くのDIYレシピは重曹、食器洗い洗剤、食塩、クエン酸などを混ぜてのものでしたが、白残りが激しく 特に硬水のつよいこの地域では白残りが固まってきたりと手作りのタブレットを使うたびに白残りの層が厚くなり、 最後は市販のものでないと消えないありさま(笑) どうしたものかと思案して、BORAX(ホウ砂)という存在にたどりつきました。 BORAX(ホウ砂)とは? BORAX(ホウ砂)は鉱物の一種で、重曹と似ていますが、BORAX(ホウ砂)の方が少しアルカリ性が高く、環境に負担が少ない物質で環境にいい掃除の材料としてよく使われます。 我が家ではトイレの洗浄剤として活躍していて、便器の洗浄にBORAX(ホウ砂)を振りかけこすり洗いします。お客様が来る前日の夜に1カップほどを便器に入れて、翌朝にしっかりと磨いたり。便器とパイプの汚れが落ちていて、同時に消臭もしてくれるすぐれものです。 まだ試してはいないのですが、BORAX(ホウ砂)は防虫作用があります。 砂糖とBORAX(ホウ砂)を混ぜておいておくとアリの駆除など効果を発揮するそうです。 アルカリ性が高い性質から洗濯物にも有効。洗濯機に洗剤と一緒にBORAX(ホウ砂)を加えて通常通り洗うだけで洗浄力がアップ。アルカリ性ってすごいですよね(笑) その効果を踏まえて、今までの手作りDish Washer TabletにBORAX(ホウ砂)を追加して、白残りのないように作れないか試してみました。 DIY Dish Washer tablet 材料は
・岩塩(砕いて粉状になったもの)100g ・WASHING SODA(洗濯ソーダ)300g ・クエン酸 250g ・BORAX(ホウ砂)200g ・エッセンシャルオイル 30-35滴 全部を混ぜて、さらさらのままですが製氷皿に詰めて、2-3日室内の湿気で固まらせます。 ついつい我慢できずに霧吹きでスプレーして固めようとしましたが、しなくても普通にかたまるので 待った方がいいです(笑) 今回岩塩にピンクソルトをつかうとほんのりピンクの色味がみえて娘たちがかわいいーと盛り上がってました(笑) WASHING SODA(洗濯ソーダ)ですが、これ自分で自作できます! 重曹「炭酸水素ナトリウム」をオーブンで二時間ほど加熱すると化学反応で「炭酸ナトリウム」になり、 WASHING SODA(洗濯ソーダ)として使用できます。 その上!!! お掃除に欠かせないセスキ炭酸ソーダ!これも自作可能です!!!!! セスキ炭酸ソーダは、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムは1:1の割合で混ざっているもの。 ということは、 重曹:重曹を加熱して作ったWASHING SODA(洗濯ソーダ) =1:1 =セスキ炭酸ソーダ! DIYをするようになって、まさかの化学知識の有効活用です(笑) こんなに身近に化学がかかわってるなんて! 子供達には今から役に立たない勉強なんてないのよ!と力説(笑) 仕上がりですが、今住んでいる地域が特にミネラルが強く硬水。 なのでこのレシピでも少し白残りがしました。 今はこのタブレットと小さじ一杯ずつクエン酸とBORAX(ホウ砂)を足して使っています。 結構きれいになりました。白残りはうっすらと気になりませんし、一番の悩みだった 香料の味残りがしません。 使っているものはみな天然素材ですし、安心して使えるのでレシピの割合を変えつつ増産しようと思います。 ただ、市販の味残りのさほどしないタブレットも常備しておいて、 月に一度はそちらをつかったりと完全にDIY!ではなく うまく使い分けていけるといいなと思っています。 そうなると今度は、台所洗剤(笑) 洗い流しても環境にやさしいものを作れないか、今日も探求です! |
kayo
Australia Perthにて健活、菌活、アロマ活で7年間精力的に活動後、一家で都会生活から日本の豊かな田舎へ移住。 アーカイブ
1月 2023
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